- ちゅうとう
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ちゅうとう【中唐】中国文学史上, 唐代を四分した第三期。 代宗の大暦から敬宗の宝暦までの約60年間(766-826)。 白居易・元稹(ゲンシン)・李賀・韓愈・柳宗元らが活躍。→ 初唐→ 盛唐→ 晩唐IIちゅうとう【中東】〔Middle East〕西アジアとアフリカ北東部の地域の総称。 イラン・イラク・サウジアラビア・トルコ・イスラエル・エジプトなどが含まれる。 ヨーロッパから見た名称で, 極東と近東の間の地域。 二〇世紀初めまではインド半島・イラン・アフガニスタンなどの総称として用いられた。 中近東。→ 極東→ 近東IIIちゅうとう【中等】(1)中ぐらいの程度。 上等と下等, また高等と初等との中間。 中級。
「~の品」
(2)乗り物や劇場などで, 切符の値段が上等の次に高いもの。 明治時代に用いられた。IV「~の切符を買う」
ちゅうとう【中闘】中央闘争委員会または委員の略。 労働組合などの闘争指導機関の一つ。Vちゅうとう【仲冬】冬三か月の中の月。 陰暦一一月の異名。VIちゅうとう【偸盗】〔「ちゅう」は「偸(トウ)」の慣用音〕人の物を盗むこと。 また, 盗人。 とうとう。VII「或る所に~入りたりけり/著聞 12」「~すべからず/どちりなきりしたん」
ちゅうとう【柱棟】(1)柱とむなぎ。(2)一国あるいは一家を支える重要な人物。 大黒柱。 柱石。VIIIちゅうとう【柱頭】(1)柱の頭部。 西洋建築では各時代・各様式ごとに特色ある意匠の彫刻が施されている。 キャピタル。→ オーダー(2)〔植〕 雌しべの先端。 粘液を分泌し, 花粉の付着する部分。→ 花式図
Japanese explanatory dictionaries. 2013.